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今月のコラム バックナンバー 文⁄塾長 大山重憲
2010年2月
前進、成就
謹んで新年のお慶びを申し上げます。
「前進、成就」 本年の年頭標語です。
世の中、結果がすべてというわけではありませんが、頑張っているんだからわかってください、認めてください、と言ってもやはりそう甘くはありません。いくら努力していても打率が3割を越えなければバッターとしては評価されません。入試で点数が取れなければ合格はできません。
一旦公言したことは実行して初めて信頼を得られます。マニフェストも実行して初めて実のあるものとなり得、信頼を勝ち取ることができ、支持も得られるというものです。「口先ばっかり」と言われては「いい加減な人間」というレッテルを貼られても仕方ありません。
今年は「有言実行」の年にしたい。そして志すところを「成就」させたいと強く念願しています。当塾も満15年を迎えるこの年、新たな気持ちで出発しています。本年も皆様の信頼にお応えできるよう、職員一同、精一杯の努力をしてまいります。本年もよろしくお願い申し上げます。
受験生へ檄文
新年の正月特訓での受験生の眼差しは、例年になく真剣で緊張感に満ちたものでした。入試制度が大幅に変更されたことへの不安の裏返しでもあるのでしょうか、焦りにも似た空気に包まれていたように感じました。
今この時期は、自分の課題が明らかになり、何をすべきかがはっきりする時期です。歴史より地理が苦手、地理の中でも表やグラフを読み取る問題をもっとやっておかなければ、とか、数学は関数と図形、特に二次関数と円の問題が課題、など。自分の課題を一つ一つ克服していくための勉強をし、日毎にステップアップできる時です。そして文字通り「寝ても覚めても勉強勉強」。今まで走ってきて、いよいよゴールが視界に入ってきています。もう、すぐそこに見えています。渾身の力を振り絞って走り抜いてください。
最後まで諦めずに走り続けたその先に、「合格」という栄冠が待ってくれているのです。受験生諸君、健闘を祈ります。